【デコパージュ】介護靴をデコレーション♪ |
こちらのペーパーを使います。
父の介護靴です。
母からデイサービスで父が履く白いシューズに
デコレーションを頼まれました。
以前、海外の介護展の展示用にと赤い介護靴に
花柄のデコレーションをした作品をブログでも
ご紹介しましたが、今回は男性用です。
真っ白な介護靴にマジックで名前を書いたら
恥ずかしいから・・・と履かなくなってしまったそうです。
そこで、デコパージュで名前の部分を隠してほしい
と頼まれました。華やかな色柄が多いペーパー
ナプキンの中から、男性用に作る場合のポイントは
やはり色だと思います。
落ち着きのあるシックな色合いを専門店で
さがしてきました。
介護靴は滑り止めのゴムや通気性が良いように
メッシュ部分があったり、脱いだり履いたりしやすいように
マジックテープのベルトなど構造が少し複雑です。
母の意見も聞きながら、まずは片足の外側から
ナプキンを貼ってみました。
奥が真っ白な原型で手前がデコレーション途中です。
もう少し色の部分を増やして秋冬でも足元が
浮かないようなシックな靴にしてあげたいです。
こども靴のデコレーションが人気ですが、介護靴も
こんな風にデコレーションしたら面白いですよ。
88歳で他界した祖父の在宅介護をしている時も
ときどき病院に行くときに履きものに困まったのを
覚えています。
足が浮腫んで普通の靴は履けなくなってしまい
もちろん革靴なんて無理ですし、仕方なく臨時に
こども靴のような靴を履かせていたのを覚えています。
おしゃれだった祖父は、高齢になっても髪を染めて
外出するときはスーツにネクタイで決めてさっそうと
していました。
そんな祖父がこどものようなバレエシューズを
履かされて抱えられるように病院に連れて行かれる姿は
こども心に寂しいものでした。
時は流れて今度は父がお世話になっていますが、
せっかくならカッコイイ靴で気持ちも明るく
出かけてもらいたい!母の希望でこれから少しづつ
デコレーションをしていきます。
マジックで書いてしまった名前を隠せるちょっと濃いめの
色合いで秋冬をイメージしたツィードのようなペーパーを
貼ってみました。
サイズが少し大きめで靴下を履くとちょうど良いそうで
これからの季節に間に合うように急いで仕上げたい
家族の介護靴です。
全面張りは、時間もかかりコツがいるので、ワンポイントや
イニシャルなどから始めると簡単にできますよ。
色々なシーンで大活躍のデコパージュです♪
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東京・白金 Color Salon
"Pleasures"
担当:白井まで
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