お正月準備 |
みなさんお正月の準備は進んでいますか?
昨日おいしい下仁田葱をいただきました。箱で届いた立派な葱で農業関係のお仕事をされている方からなのでとっても新鮮でおいしさは保証付きです。新聞に紹介されたときの記事や生産者の方のひとことも添えられていてお正月のお楽しみがまた1つ増えました。
わが家ではお酒のおつまみに葱をやいてわさびマヨネーズを添えて焼葱にしたりあとは月並みですが天ぷらやお味噌汁でしょうか・・・たくさんあってもあっという間になくなってしまいます。今年の年末年始はカウントダウンパーティーにお邪魔させて頂くのでお正月の食材としてお持ちしようと思います。
街も混雑して歳末のにぎわいを感じますね。郵便局や病院なども大混雑でひさひぶりに頑固おやじを発見してなんだかうれしくなりました。先日も大学病院の待合いのイスで順番を待っていると大泣きしている子供に『あのガキは躾がなっていない!』とお怒りのご老人・・・車いすに乗って奥様と娘さんに連れられて病院に来たようですが実に矍鑠としています。
それはそれは大泣きするので周りの方も眉をひそめていましたがこういう方って昔はたくさんいましたよね。傍らの奥様や娘さんは『お母さんもまだ慣れていないのかしら。1人っ子かしらね。病院通いじゃなかなか2人目も大変でしょう』『子どもは嫌なことされるってわかるのよね。あんな子を電車に乗せて連れて来るんだからおかあさんは大変よ』とやさしい眼差しでなだめてくれます。
郵便局の混雑する窓口でもお年寄が『君は挨拶もできないのか!商人の手は前だろう!きちんと教育をしろ!』と上司らしき後方の方にも怒鳴っていました。ただならぬ雰囲気にロビーはピリピリしていましたがなんだかこういうの懐かしい感じがしてちょっとうれしくなりました。
銀行に入行したとき上司から同じことを言われた覚えがあります。商人は常に手を前に組むのが基本。銀行はお客さまのために開かれた店であり本社ではなく本店と呼び常にお客さまのために最善の努力をすること・・・
大正元年生まれの祖父も昔かたぎの人でこども心にいつも叱られないようにと怖い存在でした。子供はいつも後回しでバスや電車など公共の場所にいるときは『子どもは料金を払っていないんだから座席に座る権利はない。大人になってきちんと仕事をして1人前のお金を払ってから座るものだ』といつも大人の集まる場所では隅っこだったり大人が来ると席を譲ったり当たり前のことなのですが早く大人になりたいと思ったものです。
お正月などはお年始でたくさんの人が集まったりあちこちにお年始周りに伺うので特に叱られないように気を遣ったものです。やさしくすることは簡単ですがきちんと叱ってくれることこそ愛情のように思います。こういう周りを憚らず言うべきことをきちんと伝えてくれることもありがたいものです。
年の瀬でみんながせかせかと先を急いでどこも大混雑!イライラも募りますがここはひとつ事故のないように安全第一でよい新年を迎えましょうね。積み残しはないですか?今年もいよいよあと1日です。