目黒さんま祭りにて |
目黒さんま祭り当日を迎えました。
台風の影響が心配されましたがなんとかお天気も大丈夫そうです。
空の雲の色もなんだか不思議な色合いです。
目黒駅の改札を出ると手書きの案内版がありました。
お目当ての人たちが次々と看板の前で足を止めて
携帯で写真を撮影する人もたくさん!
目黒駅から白金方面へ続く東口が会場です。
ちょっと出遅れてしまいましたが駅を出るとすでにこの混雑!
目黒通りの大通りからちょっと入った路地には
早くも炭焼きのさんまを食す人たちでこの賑わいです。
炭火焼きのさんまのお伴にかぼすとべったら漬けも無料配布されます。
周辺は煙でモクモク・・・
後ろは銀行ですがビルの前面がビニールで覆われています。
東京消防庁の消防車も待機していました。
焼き手の方もゴーグルで完全防備です。
取材クルーもたくさん!
あちこちで撮影していました。
きっと今夜のニュースでたくさん流されるのでしょうね。
今年は復興のチャリティーも兼ねての開催です。
毎年三陸の宮古市から届けられるさんまが無料配布される
大人気イベントです。
今年は震災の影響で開催が危ぶまれましたが宮古の人たちの
努力で無事に新鮮なさんまが今年も目黒に届けられました。
お揃いのTシャツに復興への強い決意があふれています。
お昼も近づいて行列はどんどん長くなってすでに
『これから並んでも食べられない可能性がありま~す!』
なんてアナウンスも出されていました。
なんと驚きの3時間待ち!
日差しはないもののこの煙と臭いの中さんま1匹をひたすら待つ
忍耐力がなくて敗北です・・・
おなかはすっかりさんまモード全開です。
もうお昼はさんまの炭焼き以外考えられません・・・
そこで駅前の路地裏にある『丸冨水産』へ
ちなみに普段は夜のみの営業なのですが
今日はお祭りなのでお昼も特別営業です。
店頭にはこんなに活きのいいさんまが山盛りです。
色がきれいで食欲をそそります。
もちろんこちらも大行列。
20分程で入店できました。
店内は漁港や漁師小屋のような雰囲気たっぷりです。
まるで旅気分でリラックスしてしまいます。
最初の注文はもちろんさんまの炭火焼き!
まぐろとしめさばも頂きました。
すっかり海の家気分~☆
はまぐりとししゃもをガスコンロで焼いてもらいました。
お魚大好きです!
まだ午前中だというのに店内は大混雑!
席も相席で周りの方とも気軽に話せる雰囲気です。
そんな雰囲気に勢いづいて思わず黒ホッピーも・・・
貝気分だったのではまぐりに大満足!
大好きなあさりの酒蒸しも!
抹茶カルピスサワーです。
ちょっと甘いものが欲しくなったので
からだのことも考えて抹茶を投入です。
いい具合いにほろ酔いです。
お祭りなので~と自分を納得させます。
じゃがいものコロッケです。
こうなってくると揚げものが食べたい気分になってきました。
お魚ざんまいだったのでサクサクにソース味がより一層おいしく
感じられます。
締めはあさりの酒蒸しのお汁にごはんを入れて
あさり雑炊にしました。
おなかいっぱい・・・
と思いきや駅前のうどん屋さんをはしごしました。
平日の夜ですか!?というのんべえコースですが
週末のお昼です。きょうはお祭りなので・・・
目黒駅前のロータリー沿いにある『はなまるうどん』も大混雑です。
素うどん・・・
ではありません。
天ぷらの揚げが間に合わずてんぷら待ちです。
地下のお店は奥行きがあってこれは飲んだ後に寄るのに
ぴったり!と営業時間を確認したら23時まででした。
惜しい・・・
思わず深夜営業していたらお酒を飲んだ帰りの人に
大人気なのにって思ってしまいました。
そこに揚げたてサクサクの天ぷら到着!
イカ天とかき揚げのダブルです。
そこにフリーの天かすとしょうがをトッピング!
って天ぷら大好きにしてもほどがあります・・・
店内は家族連れも多くて小さなお子さんから
お年寄りまでみんなが楽しめるうどん屋さんです。
満腹で再び目黒通りに戻ると・・・
まだまださんま待ちの大行列が続いていました。
10時から14時までなので間もなく終了です。
こうなるとさんまの炭焼きの無料配布にありつける人と
いうのは努力と忍耐の幸運な人なんですね。
周辺の飲食店でもさんまの炭焼き定食などがたくさん
出されています。コンビニや居酒屋も露天を出して
ビールやおつまみなどが手軽に味わえます。
手作りの素朴なお祭りですが目黒の代名詞のような
毎年お馴染みの大人気イベントです。毎年続けられるのも
多くの方の支えがあってこそなんですよね。
これからもこのお祭りがたくさんの人たちに支えられて
平和に開催されることを祈りました。東北の復興の力も
直に感じられてたくさんのパワーをもらえたような気がします。
さんまのおいしい季節ですね。
みなさんも秋の味覚やおでかけの楽しい週末を過ごされましたか?