フランスのお土産 |
友人と銀座の『イタリー亭』でディナーです。
やわらかい照明のもとイタリア料理の老舗らしく落ち着いた雰囲気がとてもくつろげるお店です。パリから帰国した友人からこんなに素敵なおみやげを頂きました。『パッケージもパリっぽくって素敵ね!』とうっとりしていると『中の色が素敵だから開けてみて!』と促されて丁寧に包みを開いてみるとこんなにかわいいチョコレートでした。
秋らしいこっくりとした落ち着いた色に染められたまん丸のチョコレートが試験管のような瓶にぎっしりと詰められていました。とってもおしゃれなお店でまだ日本にはないそうです。パリでの旅のお土産話を聞きながら、ひさしぶりの友人との時間を満喫しました。
初めての海外旅行はパリでした。シャルルドゴール空港に着いてすぐに地下鉄で夜のエッフェル搭に登りに行き塔の中のレストランで食事をしました。帰りのタクシーでホテルが見当たらずに心細かったこと・・・食事が合わずにマクドナルドに行ったこと・・・時差ボケで体調を崩しパリで1軒しかないうどん屋さんをさがしたこと・・・はじめてづくしであまり良い思い出がないのでまた訪れてみたい街です。
パリのお土産で印象に残っているのは、今回と同じで素敵なラッピングでした。もうずっと昔ですが、白いシンプルなティーポットを頂いた時に白地にブルーの小さな水玉の包装紙にくしゅくしゅに雑に包まれていて、そこにくるくるとカールされたリボンがこれもまた無造作にたっぷりとつけられていたのです。
それはそれはかわいくて衝撃的でした。その後、そのくるくるのリボンはプランタン銀座などの包装にも登場して今では日本でも見かけるようになりました。ラッピングも教室に通って学びましたが、これもまた色とのバランスやイメージが雰囲気を大きく左右します。エコの時代で簡易包装が増えてきましたが大切な方へのスペシャルな贈り物は今年はぜひ自分らしいラッピングで心を込めてみるのも素敵ですね。
クリスマスツリーの下にたくさんのプレゼントのボックスが置かれている様子はこどもの頃のサンタさんを待つ気持ちを思い起こさせてくれてわくわくします。わが家にもサンタさんが来てくれるといいな・ぁ・・と思いながら素敵なラッピングの配色を考えているこの頃です。